普段メインで使用しているキーボード、
通称HHKB、Happy Hacking keyboardの2種類を紹介する。
本サイトのヘッダーバックグラウンドにも使用するほどお気に入りのアイテムだ。
上がProfessional 2(US配列墨色モデルにキートップはカスタムを施している)
下がProfessional JPのType-S(日本語配列の静音化モデル)
東プレのリアルフォース等と並ぶ、知る人ぞ知る名作キーボード。
その姿デザインは20年前から変わっていない。
理想のキーボードを追求した東大名誉教授の和田英一氏が熟考して開発されたものだ。
「アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない」
※和田氏の名言を公式ページより引用
この製品、実売2~3万程する高価なモノ。キーボードにそんなに投資してどうする!?
という指摘が聞こえてきそうだが、多くの時間触れているものであるからこそ、こだわりたいデバイスなのだ。
和田氏の言う通り、パソコンを買い替えてもこのキーボードはずっと使い続けて行くだろう。
自己満足の世界ではあるものの、高級な万年筆を使って文字を書くのと同じ感覚かもしれない。
テンキーは無い。アローキーもついていないがファンクションキーで操作可能。
この最小限の完成された形だからこそ、ロングセラーで今でも愛用者が絶えないのだろう。
特記すべきはキーの打感だ。静電容量無接点方式という東プレのキー方式を採用。
このキータッチは病みつきになる感覚、もう他には戻れない。
Pro2のほうは英語配列の為、若干使用には慣れが必要なのだが、
時より気分転換でJPモデルの違った打感であるType-Sを使い分けている。
Type-Sも静音化された独特の打感で、サクサクとした心地よさがたまらない。
メンブレンからパンタグラフ、メカニカルキーへとキーボード沼にはまったわけだが、
結局行きつくところはこの静電容量無接点方式に落ち着く人が多いのだろう。
東プレのリアルフォースについては別記事で特集することにする。
こちらはJPモデル。エンターキーなども使い慣れたあの形である。
アローキーも付いている。こちらもぎっしりキー配列してあるので慣れが必要。
プログラマーやライターなど、キーボードを四六時中打つ人には最適なキーボード。
打つ事に喜びさえ感じさせてくれる、そんなHHKBは是非一度試してもらいたい逸品だ。