米国Amazon.comにて購入したクーラーマスターのキーボード。CoolerMaster MASTERKEYS(S)
メカニカル方式(CherryMX Speed シルバー軸を選択)で何故か国内流通が少ないモデルだ。
流石に外装Amazon段ボールの草臥れ感が長距離輸送の代償を物語る。
中身は緩衝剤すら入っておらず、実に素朴で欧米的な梱包の武骨さを垣間見た。
ゲーミング仕様というとCORSAIRやRazerの様なRGBに光ったり派手なイメージが強いが
光らず、尖らず、至って普通の外観。事務に使っても遜色ないデザイン。
Nキーロールオーバーは勿論のこと、OS切替やマクロ等設定記憶可能らしい。
こうした点からも、ゲーミングに耐えうる仕様であることは間違いない。
キーに関してアクチュエーションポイントは不明だが、1.5㎜厚キーキャップで、
耐久性のあるPBT素材、ストローク5000万回の耐久確保を謳っている。
シルバー軸ということで反応速度の必要なFPSゲームなどでも問題ないであろう。
そしてWASDの交換用の赤色キーキャップが同梱されているのは嬉しい。
右手にマウス、左でキーボードを同時操作するには、テンキーレスのモデルが最適。
特記すべきはUSB接続のケーブルが取り外し可能な点。
他社の同様の型だと直付けしてあるのが多数有るのだが、どうも個人的に好きではなく。
そういった取り回しのし易さもオススメポイントである。
打鍵音については茶軸よりも若干静かか、黒軸に近い音かと感じた。
今回は英語配列モデルをチョイスしたが日本語配列モデルがあるのかどうかは不明。
恐らくCORSAIRのRAPIDFIRE辺りが競合モデルとなるのだろうが、
こちらのモデルは注文時(2017年夏)で実売$80ほど、しかしながらなにせ送料が高いので、
価格差の恩恵をあまり受けれず。国内での流通がもっとあれば売れる気がする価格帯だと思える。
ゲーマー感を出したく無い人や、地味なゲーミングデバイスを探している人などにはオススメだ。
実際にテスト打鍵した動画がこちら。
少しレトロにオールドスクールなテイストにキーキャップをカスタムしてみた。